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人工知能 – AIリテラシーをもつための必読書 7選

2017.09.13

トレンド情報

最近、人工知能(AI)について聞かない日はないと言っていいほど、さまざまなメディアで将来AIがどのようにわたしたちの生活を変えていくのかが取り上げられています。
これまでマンパワーでは不可能だったことがAIの進歩により可能になっていくことで、より良い世の中になっていくという楽観的な考えもある一方、AIは人間にとって脅威だという悲観的な意見もあります。
特に近頃メディアでは、”AIは世界を破壊する” といったネガティブな内容が大きく取り上げられており、近未来に不安を覚えている人も多いのではないでしょうか。
現在、最新のAIについて解説している書籍は多数リリースされており、これらの書籍を読めばAIの理解に役立ちます。
AIリテラシーを持つことで、AIのメリットやデメリット、またAIの持つポテンシャルについても正しく知ることができます。
ここでは、現在発売されているAIに関する話題の書籍についてご紹介致します。

AI系 必読書はこの7冊!

1. 人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 / 井上智洋 864円

同書では、これからの人工知能(AI) がどのように雇用状況を変えていくのかについて、経済学者である井上智洋氏が解説しています。
マクロ経済学を専門としている同氏は、2030年までに、人口の9割もの人たちが職を失うだろうと推測し、読者に衝撃を与えています。
2030年はたった13年先の近未来であるため、同氏の予測が当たれば恐ろしいことに…

2. AIが神になる日 – シンギュラリティが人類を救う / 松本徹三 1,512円

以前ソフトバンクモバイルの副社長を務めていた松本氏の著書。
シンギュラリティ a.k.a 2045年問題によって、人類が滅びると警告している専門家とは正反対で、同氏は「AIが人間に代わって世界を支配しなければ、人類は必ず滅びる」と語っています。
シンギュラリティとは、AIが人間を能力を超える点のことを言いますが、同書はAIがこの点に到達すれば、人類の神となり人間はそれに従う形になるだろうと予測しています。
斬新で柔軟のある松本氏の考えは、大変興味深く一読する価値があります。

3. AIの衝撃 人工知能は人類の敵か / 小林雅一 864円

作家でジャーナリストの小林氏の著書。
同書では、AIをつくる側の人間がAIをコントロールできなくなった場合、人工知能はわたしたちの敵になってしまうのかについて詳しく解説しています。
最近、AIの規制について唱えている専門家もいるため、AIがどのように人間の脅威になるのかについて理解を深めるためには読んでおくべき本でしょう。

4. 隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働 / ブレグマン、ルトガー 1,620円

オランダの若手歴史家でジャーナリストのブレグマン氏の話題の著書。
同氏は、週の労働時間を15時間に設定し、ベーシックインカムを支給するという驚きのシステムを提案し、世界中の人々から共感を得ました。
また、同じ能力を持った人間でも、住んでいる国によって待遇が大きく異なることは世界的に不公平だと唱え、国境は開放すべきだと語っています。
奇想天外なアイデアに聞こえますが、シンギュラリティの到来によって人類が大きく変わってしまう可能性があるのであれば、同氏の発案も悪くないかと思えてしまいます。

5. 2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方 / 藤野貴教 1,620円

働きごこち研究所の代表 藤野貴教氏の著書。
将来、人工知能(AI)に仕事を奪われてしまうというニュースが飛びかう中、「働き方は “生き方”」だという著者が、これからの働き方について語っています。
幸せに働くために、今後どのようなスキルが必要になってくるのか、どのように働いていけばいいのか良いヒントが見つかるかもしれません。

6. 人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの / 松尾豊 999円

人工知能分野の第一人者である松尾氏の著書。
過去の人口知能から今現在の技術までをわかりやすく解説しています。
これからAIについて学びたい人には最適の一冊です。

7. グーグルに学ぶディープラーニング / 日経ビッグデータ 1,272円

同書は、現在注目が高まっているディープラーニングが、人工知能や機械学習とどのように異なるのかについて説明しています。
またビジネス上でどのようにディープラーニングが活躍しているのか、活用事例も紹介されています。
ディープラーニングを利用して実現するビジネスモデルは、これからAIを導入しようとしているビジネスにとってインスピレーションにもなるでしょう。

 

おわりに

米マイクロソフト社の共同創設者 ビル・ゲイツは、これから大学に入学するならAIを専門に勉強するだろうと答えています。
人工知能は、エネルギー、バイオサイエンスと並んで現在最も将来が約束されていると言われているフィールドの1つです。
これらの本は、人工知能が持つポテンシャルをどのようにビジネスに活かせるのかのヒントになるでしょう。

参考サイト:
http://www.businessinsider.com/bill-gates-what-college-freshman-should-study-2017-5