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ECの売上拡大に動画広告を活用するメリット〜Youtubeの台頭で拡大する動画広告市場〜

2018.09.06

トレンド情報

いま、動画広告市場は勢いを増しており、デジタルマーケティングに欠かせない存在となっています。動画広告を上手に活用することで効果的な広告出稿ができるでしょう。

本記事では、ECの売上拡大に動画広告を活用するメリットについて詳しく解説します。なぜ動画広告が注目されているのか? それにはこんな理由があります。

動画広告市場が拡大中

昨今、動画広告市場は拡大の様相を呈し、広告業界において重要な役割を担っています。その市場規模は2020年に2,000億円まで達するとされており、その勢いはとどまることを知りません。

従来の広告業界はテレビや新聞、雑誌といった広告がメインでしたが、インターネットの発達によってネット広告が普及し、さらにYoutubeなどの動画サービスの台頭によって動画広告は勢いを伸ばしています。

若者のテレビ離れも動画広告市場の拡大に無関係ではありません。テレビよりもYoutubeを観る若者は多く、その層の年齢が上がれば今よりさらに動画広告の重要性は増すでしょう。

Youtuberの台頭により動画広告への関心が高まる

YouTuberはここ数年で認知度が急激に上昇してきた職業で、小学生や中学生がなりたい将来の職業では上位に挙げられるほどです。Youtuberの台頭によって動画広告への関心が高まり、トップYouTuberともなれば広告収入や企業案件などで億単位の額を稼いでいると言われています。

Youtuberの台頭によって動画広告への関心が高まるのは必然で、動画広告を施策する上でYoutubeは欠かせない存在です。Googleは2006年にYouTubeを買収し、動画広告には非常に力を入れています。

2018年の初めにYoutubeのパートナープログラムが変更され、スキップ不可の広告を全パートナーが利用可能になりました。これまでは5秒ほど動画を流した後で視聴者が任意でスキップできましたが、最後まで広告が視聴された場合はパートナー側に広告収益は入りませんでした。

スキップ不可の広告が全パートナーに解放されたことにより、パートナーは広告収益を得やすくなったというわけです。ただし、長い動画広告は視聴前の離脱を助長する恐れがあるため、安定して再生回数と広告収入を得るにはバランスよく配置する必要となるでしょう。

スキップ不可の広告は広告主側にとっては確実に動画広告を視聴してもらえるというメリットがありますが、早く視聴したいユーザーにとってスキップできない広告は印象が悪くなる恐れがあります。スキップされた場合は広告料が発生しないため、スキップ可と不可の広告を上手に使い分けるとよいでしょう。

ECの売上拡大に動画広告を活用するメリット

テレビCMは多くの費用がかかるため、予算を多くとれる大企業でなければ出稿するのが難しいというのが現状です。それにテレビCMはターゲティングが難しいため、ピンポイントで広告を出すには向いていません。

それに対し、動画広告はテレビCMと比べて低コストで出稿できるというメリットがあります。上述したようにYoutubeでは広告がスキップされた場合は広告料が発生しないため、テレビCMにかかる広告費と比べるとコストを大幅に抑えられるでしょう。

広告の出稿費は抑えられますが、今度は動画制作のコストが課題になります。しかし、動画の制作費も下がっていますし、動画制作ソフトを使えば自社でも制作できなくはありません。

またYoutubeの動画広告はユーザー属性(年齢、性別、子供の有無、世帯収入)、興味・関心からターゲットを設定できるため、ターゲティング施策にも向いています。画像広告と比べると数秒の間で多くの情報を伝えられますし、視覚的に訴えやすいのも動画広告のメリットです。

ECサイトの動画広告の場合、広告からECサイトや商品ページに直接アクセスしてもらえるため、購入までの動線が作りやすいというメリットもあります。テレビCMだと視聴した後にパソコンやスマホで検索する手間がかかりますが、動画広告はシームレスに広告とECサイトを繋げられます。

今はスマホからECサイトでショッピングをするユーザーが増えているため、動画広告はECサイトと親和性が高いと言えるでしょう。

スマホの需要拡大で今後も伸び続けることが予想される動画広告市場

スマホの普及は動画市場に影響を与えています。従来はパソコンでYoutubeを視聴するユーザーが大半でしたが、スマホでも視聴可能になったことで事情が大きく変わりました。

スマホではテレビを視聴するにはアプリや外付けテレビチューナー必要ですが、Youtubeはインターネットにさえ接続できれば視聴できるため(無料のYoutubeアプリが必要ですが)、今のスマホ全盛時代において動画広告は圧倒的に有利です。

こうしたスマホの需要拡大により、動画広告市場は今後も伸び続けることが予想されます。加えてYoutuberが台頭し若者の支持を得てきたことで動画広告の重要性は増すばかりです。

おわりに

YouTubeの動画広告はいま最も勢いのある広告媒体と言えるでしょう。ECサイトの売上拡大を狙うなら利用を検討する価値はあります。

Youtuberに自社の商品を紹介してもらうという方法もあるので、動画広告に興味がある方はぜひYouTubeを活用したデジタルマーケティングに注目してみてください。