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最新のAIを搭載した優秀アプリ5選

2017.10.25

トレンド情報

ここ最近、メッセージングアプリ市場は停滞期に入ったと言われていましたが、最新のAIを搭載しパワーアップしたアプリが続々とリリースされるなか、今またアプリが注目され始めています。

ここでは、現在海外で人気を集めている6つのAI搭載アプリをご紹介いたします。

最新のAI搭載アプリ4選

Seeing AI – オブジェクトを認識し音声で伝えてくれる優れもの

今最も話題を集めているAIアプリと言えば、米国マイクロソフト社がリサーチプロジェクトとして開発した Seeing AI でしょう。
同アプリはクラウドとAIの技術を活かして、目の不自由な人々のためにデザインされており、カメラがキャプチャーしたオブジェクトを音声で伝えてくれます。
Seeing AIは、短いテキストや書類などのライティングから、人、背景、バーコード付きのアイテムまでありとあらゆる被写体を認識し、音声で描写します。

人物の場合は、おおよその年齢から、顔の特徴、そして表情まで伝えてくれます。
また写真とともに名前を保存することで、次回からはキャプチャーすれば名前も伝えてくれます。

例えば、同アプリがあれば、目の不自由な人に文書を送ることもできます。
Seeing AIは、目に障害を持った人々にとって革命的なアプリです。
近々、紙幣の認識も可能になると発表されており、今後、認識可能になるオブジェクトがますます充実していくのではないでしょうか。

Seeing AI
https://www.microsoft.com/en-us/seeing-ai/

Ada – パーソナルAIドクター?

Adaは、ヨーロッパのスタートアップが開発したAI搭載のパーソナルヘルス管理アプリです。
症状を伝えたあと数々の質問に答えると、各患者の病歴やリスクファクターも考慮に入れた上で、可能性のある疾患の候補があげられます。
また、それらの疾患は家庭で治療できるのかについても教えてくれます。

同アプリは開発に数年を費やしており、AIのほかに医療に関する巨大なナレッジベースを搭載しています。
機械学習によって常にその性能が磨かれていくため、今後ますます期待できるのではないでしょうか。

Ada
https://ada.com/

Hound – 詳細まで理解するAIアシスタント

モバイルをタップせずにひと言、”OK Hound” と話しかけて希望する内容をボイスコマンドするだけで、Houndは優秀なアシスタントになってくれます。
コマンドを送れば、運転中にだれかに電話したり、気になる株式市場をチェックしたり、お気に入りの音楽をかけてくれます。
また天気予報や映画の上映時間まで調べてくれます。

これらをすべてスピーディかつ正確に行い、音声認識だけではなく言葉を理解できるところがHound の最大の特徴です。
言葉を理解できるので特定した情報の検索も行えます。
例えば“ここから歩いていける距離にある3つ星以上のイタリアンレストランを教えて”と聞けば、特定した情報を理解して探してくれます。

自然に話す言葉を理解してくれるので、Hound は本当にアシスタントのような存在になるでしょう。

Hound
https://soundhound.com/

おわりに

これまでのアプリとは違い、AIが搭載されているアプリには優秀なものが多いです。
今後さらなるAIの進化で、ますますパワーアップしたアプリのリリースに期待できるのではないでしょうか。

参考サイト:
http://www.techradar.com/news/microsofts-new-accessibility-app-is-a-huge-step-for-ai