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ECサイトで効果的な売上アップ施策5選!売れるECサイトになるための戦略

2018.07.18

トレンド情報

ネット上には数えきれないほどのECサイトが存在します。数あるECサイトの中で自社を選んでもらうには、戦略を立てなければなりません。

本記事では、ECサイトで効果的な売上アップ施策を5つ厳選してご紹介します。売れるECサイトになるために、売上アップの戦略を学びましょう!

ECサイトの売上アップに効果的な施策5選

オムニチャネル化

オムニチャネルは、実店舗やECサイト(オンラインストア)など販売のチャネル(流入経路)を統合し、顧客接点を増やす施策です。

たとえば、オンラインストアで購入した商品を実店舗で受け取るようにしたり、店舗で購入した商品をオンラインストアで返品・交換を受け付けたりするなど、実店舗とオンラインストアと連携させて利便性を高めます。

ECサイトのオムニチャネル化をするメリットは、顧客満足度が高まることです。購入した店舗でしか返品できないと不便ですが、オンラインストアでも返品できれば非常に助かります。

顧客はどこで商品を購入するかはあまり意識しておらず、便利さや安さを重視して購入するか判断します。購入機会を逃さないために、また顧客を獲得するためにもオムニチャネルは有効な施策と言えるでしょう。

ECサイトのスマホ対応

検索エンジンの検索結果で上位表示を狙うSEO(検索エンジン最適化)において、スマホ対応は非常に大きな効果を発揮します。Googleはスマホ対応しているサイトのモバイル検索結果の順位を優遇するモバイルフレンドリーというアルゴリズムを導入しているため、今やスマホ対応は必須です。

ECサイトも例外ではなく、スマホ対応する必要があります。検索1ページ目とそれ以降ではアクセス数が段違いですので、モバイル検索からのアクセスを増やすためにはスマホ対応をしておきましょう。

スマホ対応するのは、ユーザビリティ向上という効果もあります。PC版サイトしかないとスマホで閲覧しにくいため、ユーザービリティが低下して売上が下がってしまうかもしれません。

拡大しなくてもボタンがタップできる大きさにする、フォントをスマホでも読みやすい大きさにするなど、スマホでも閲覧しやすいようにしっかり調整しておきましょう。

付加価値を与える

実店舗でもECサイト(ネットショップ)でも、安売り競争に参加すると疲弊してしまいます。薄利多売ではなかなか売上が伸びませんし、今の時代、安さだけが求められるわけではありません。

数あるECサイトの中で自社を選んでもらうには、”付加価値”が必要です。付加価値を与えることによって安売りしなくても他社と差別化ができ、顧客のファン化も期待できます。

たとえばカスタマーサポートが充実しているのも立派な付加価値です。カスタマーサポートの充実度は顧客満足度に大きく影響します。

最近では「LINE」などSNSを活用したカスタマーサポートの導入事例が増えており、CSのあり方も変化しています。SNSを活用したCSは顧客との距離を縮める効果も期待できますし、気軽に問い合わせしてもらえるというのがメリットと言えるでしょう。

商品写真の質にこだわる

ECサイトにおいて商品写真は購入判断の大部分を占めています。

商品写真が美しいと、それだけで購買意欲が高まるものです。逆に商品写真があまり綺麗でないと購買意欲が高まりません。

競合のECサイトが同じ商品を同じく価格で販売していても、綺麗な商品写真を掲載していれば自社で購入してもらえる可能性が高くなるでしょう。

商品写真は照明の使い方が重要です。撮影ブースを用意しておくと効率よく綺麗な商品写真を撮影できます。

他には複数のアングルの商品写真を用意するのも大事です。ECサイトでは商品の実物を手に取って確認できないため、できるだけいろいろな角度から商品を確認できるようにしておきましょう。

EFOでカゴ落ちを防止する

「カゴ落ち」とは、カートに商品を入れたものの決済せずに離脱することです。ECサイトのカゴ落ち率は高く、多くの売上機会を逃しています。

カゴ落ちは、「入力が面倒」「エラーが多くて先へ進めない」「購入までのプロセスが長い」といったものが主な原因です。ECサイトによってカゴ落ちの原因は異なりますが、ユーザーが購入フォームの使いにくさを感じるとカゴ落ち率が高くなります。

購入フォームや問い合わせフォームを改善する施策を「EFO(エントリーフォーム最適化)」と呼びます。まずはカゴ落ちが多く発生している原因を洗い出し、ユーザーにとって使いやすいフォームに改良すればカゴ落ち率は改善するでしょう。

最近はスマホからECサイトにアクセスして商品を購入するユーザーが増えているので、スマホのEFOは必須です。

ECサイトの施策や戦略はひとつじゃない

今回紹介した施策は5つですが、他にも効果が期待できる施策はたくさんあります。マーケティング・オートメーションを活用するのもひとつの手ですし、SNSを活用して集客するのも戦略のひとつです。

大事なのは自社のECサイトに必要な施策・戦略が何かを知ることです。そのためにはアクセス解析やカゴ落ち率の調査などが必要となります。

ECサイトを分析してみると、何が課題かが見えてくることでしょう。まずは自社のECサイトの現状を分析し、その上で必要な施策・戦略を考えてみてください。

おわりに

他のECサイトと差別化を図るには、付加価値が重要になってきます。本文中でも紹介しましたが、カスタマーサポートの充実は非常に有効な施策です。カスタマーサポートを充実させれば自然と顧客が増え、売上にもつながることでしょう。