LINEで転職活動をする時代が到来!?新しい転職サービス「LINEキャリア」の注目ポイント
2018.06.05
トレンド情報LINEとエン・ジャパンによる新しい転職求人情報サービス「LINEキャリア」が発表されました。今夏(2018年夏)にサービス開始予定で、LINEアプリを使った新しい転職サービスとして期待がかかります。
本記事では転職サービス「LINEキャリア」の注目ポイントをご紹介します。すでにサービスを開始している「LINEバイト」の事例を交えて「LINEキャリア」の将来ついてみていきましょう。
LINEとエン・ジャパンが共同で新会社「LENSA」を設立
2018年4月5日、LINE株式会社とエン・ジャパン株式会社は共同出資による合弁新会社「LENSA株式会社」の設立を発表しました。出資比率はエン・ジャパン株式会社51%、LINE株式会社 49%です。
LINE株式会社はご存知の通り無料のメール・電話アプリ「LINE」を提供している会社で、後ほど紹介しますがアルバイト · 求人情報サイトの「LINEバイト」などを運営しています。
エン・ジャパン株式会社は求人求職情報サービスや人材紹介事業を行っている会社です。新しく設立されたLENSA株式会社はエン・ジャパン株式会社の執行役員で寺田輝之氏と、LINE株式会社の取締役CSMOである舛田氏淳が着任しています。
転職求人情報サービス「LINEキャリア」の概要
合弁新会社「LENSA株式会社」の発表と併せて転職求人情報サービス「LINEキャリア」の提供も発表しました。
LINE株式会社の代表取締役社長CEOである出澤剛氏は、「LINE」のプラットフォーム力を活かした転職サービスを実現したいとコメントしています。「LINE」はユーザー数約7,300万人(2018年2月発表時)を抱える巨大なプラットフォームであるため、人材不足解消の一手になるかもしれません。
「LINE」のプラットフォーム力に、エン・ジャパン株式会社の持つ就職・転職サービスのノウハウが加わったのが「LINEキャリア」の強みと言えます。まだ正式にサービスが開始されていないので詳細は不明ですが、2社が手を組むことでこれまでにない新しい転職サービスの誕生に期待できそうです。
参考:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2130
アルバイト・求人情報サイト「LINEバイト」の事例
LINE株式会社が求人業界でサービスを展開するのは「LINEキャリア」が初めてではありません。アルバイト・求人情報サイト「LINEバイト」を運営しているという実績があります。
「LINEバイト」はLINEアプリ上でアルバイトの求人情報を検索・応募ができるサービスです。マッチするバイト先からオファーが来る「オファー機能」も備えています。
「LINEバイト」で注目すべきは、LINEアプリから求人を探せる点にあるでしょう。別途アプリを入れる必要はなく、LINEアプリの「その他」タブの中から「LINEバイト」を開くことができます。
「LINEバイト」では採用担当者とLINEでやり取りできるため、その機能も「LINEキャリア」に組み込まれれば転職の進め方が大きく変わってきます。いちいちメールでやり取りするよりもLINEの方が早いので、求職者にとっても採用担当者にとってもメリットがある機能です。
「LINEキャリア」がリリースされて就職・転職求人をLINEアプリで探せるようになれば、転職活動がしやすくなるでしょう。スマホから就職・転職情報を検索・応募するという方法は、今の時代の流れと言えます。
おわりに
近い将来、スマホから求人検索から応募、採用担当者とのやり取りを済ませるのが将来の転職活動のスタンダートになるかもしれません。「LINEキャリア」がリリースされれば、それはかなり現実的になるでしょう。「LINEキャリア」をはじめ、アプリを活用した転職サービスに要注目です。